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「master+mind」 presents【Rock is Culture 2013】1月10日桜井青(LAB.THE BASEMENT)×根崎料栄(兎-usagi-)×aie(the god and death stars) 特別インタビュー!

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桜井青(LAB.THE BASEMENT/Vo)+根崎料栄(兎-usagi-/Vo)+aie(the god and death stars/Vo&Gt)

間もなく突入!
2013.1.7〜1.13の7daysにて開催される<新宿LOFT「master+mind」presents【Rock is Culture 2013】>ロックフェス!
1.10出演のLAB.THE BASEMENTの桜井青、兎-usagi-の根崎料栄、the god and death starsのaieの3人での対談を決行。
意外にもかなり親交のある3人。
終始笑いの絶えない対談を聞き、1.10の3マンへの楽しみが倍増しました!
これは絶対読むべし! ライブに来るべし!!
(text:かさいかおり/photo by:o-mi)

<Live info.>

2013年1月10日(木)新宿LOFT
新宿LOFT「master+mind」presents【Rock is Culture 2013】

〜maintain close ties〜


出演:LAB.THE BASEMENT/兎-usagi-/the god and death stars

OPEN 18:00/START 18:30

ADV ¥3,000/DOOR ¥3,300(D別)

前売りチケットは、e+&LOFT店頭にて絶賛販売中!!!
※アンコールにてセッション決定!!


−−aieとの二人の出会い−−
根崎:今回の対談の進行を俺にやってくれって言われてるんですよ。この3人だと、aieくんはにこやかキャラじゃないですか。青さんが話し出すと脱線するじゃないですか。だから1人まともなヤツがいないとね。
一同:(笑)kanpai.jpg
:いつでも僕は悪者ですから。
根崎:いやいや、何をおっしゃる(笑)。この7daysイベントは、1/7の44MAGNUMから始まっていきますよね。
:素晴らしいじゃないですか! 僕たちが出る1/10の前日の1/9もおもしろいですね。森重さんとdefspiralって、これおもしろいな〜。
根崎:うん。これは凄いですね。森重さんって元気なんですか?
−−−元気ですよ!
根崎:シャウトが凄いですよね。そう言えば青さんって音楽関係の上下関係って無いですよね。
:全くどこにも属さないからね。
根崎:青さんって意外にそうですよね。音楽関係の上下関係の所にバシッと属していたのが、俺とaieくんだよね。
:だってエクスタシーとフリーウィルでしょ。僕は腐っても密室系だもん(笑)。
一同:(笑)
:密室系の特徴はさぁ、上下関係・横の関係がゼロだからね。
aie:僕はフリーウィルは最後の方にちょっとだけですけどね。
:でも割とさぁaieって昔からすごいじゃん。上下関係が厳しいじゃん。
aie:厳しい所にいましたね。
:ローディーのしつけの仕方がもう見事でした。
aie:マジっすか!
:素晴らしい! 何かねぇ、体育会系の男を見たって感じだった。
根崎:青さんの所の昔のローディーは、本当っにバカでしたよね。今、ムックってバンドやってますけど。あれはどうしようもないですよね。
:いやいやいやいやいや・・・。
根崎:特にギターのやつ(ミヤ)。もう一回教育し直した方がいいですよ、あの後輩。
:いやいやいや、よくやってくれた。寝ながら機材車の運転とかね。
一同:(笑)
:横見たら寝ながら140kmで飛ばしてんだもん。「死ぬ〜!! 」って(笑)。
根崎:しかもアイツ動じないでしょ。
:「矢口くん、寝てる!」って言っても目を閉じながら「寝てないっす」って。
一同:(爆笑)
根崎:一度酔っ払ってアイツと話した時に「cali≠gariのローディーやってた時に何が一番きつかった?」って聞いた事があるんですよ。そうしたら「う〜ん、CDの梱包ですかね」って言ってましたけどね(笑)。
一同:(爆笑)
根崎:「別にきつくなくね。盤面入れるだけだろっ」って言ったら「いや違うんすよ。青さんが超こだわってて。盤面の向きがちゃんと揃ってないと、もうダメだったんですよ。それが一番きつかったです」って(笑)。この話を聞いたのはだいぶ昔ですけど、これが一番おもしろかったです(笑)。
:(笑)あれさぁ、運んでいるうちに結局ひっくり返っちゃうのに、今思うと何をやってたんだかってね。
根崎:あれが一番つらかったって言ってましたよ。
:そいつは申し訳ない。
根崎:ところで青さんとaieくんの付き合いは長いんですか?
:初めて会ったのは、aieがLamielの時だもんね。
aie:そうですね。誠さんがcali≠gariに入ったツアーでしたね。
:でもさぁ、aieとこんな長い付き合いになるなんてこれっぽっちも思って無かったなぁ。
aie:本当ですか!?
根崎:対バンとかしたんですか?
:してる、してる! SHOXXのイベントだよね。SHOCK WAVEだっけ? aieがLamielでもしてるし、keinでもしてるし、deadsでもしてるし(笑)。
aie:deadmanの頃はあんまりなかったかもしれないですね。
:deadmanの時ってあんまり無かったんだっけ? でもラボ(LAB.THE BASEMENT)と対バンしてるよ。
aie:そうですね。チョップ(池袋手刀)で2マンやりましたね。
根崎:俺はaieくんと初めてしゃべったってのがどこで初めてかがあんま分かんないけど。
aie:覚えてるのは、ムックのWEST(ShibuyaO-WEST)で各メンバーがセッションバンドやるって言って。
根崎:あーーー、そうだ! 青さんのバンド(cali≠gari)のメンバーの石井(秀二)さんもYUKKEバンドで出演していたイベントだ。
:それ何のイベント?
aie:ムックのメンバーがそれぞれバンドを組んでやるっていうファンクラブイベントですね。
:それ僕いないよね?
根崎:青さんはいないですね。俺とaieくんの初はあそこっすか?
aie:初めてしゃべったのはそうですね。打ち上げで。
:それ、僕ハブじゃん。
根崎:今、俺とaieくんの出会いを話してるんで。
一同:(笑)
根崎:何言ってんすか、兄さん! この後、俺と青さんの出会いが!
:あんま覚えてないけど(笑)。
根崎:俺がバッチリ覚えてるんで、任してください(笑)。
−−−aieさんと根崎さんとの出会いのムックのイベントはいつ頃だったんですか?
aie:2003年ぐらいですかね?
:cali≠gariが終わった年じゃん。
根崎:マジっすか!? 俺、cali≠gariについてもいろいろ勉強してきたんですけど。
:えっ、今さら勉強する事もなくない? 何となく知ってるでしょ。
根崎:知ってますけど、最近のと言うか。
:あーあーあー。僕もね、よく知らないんですよ。
根崎:あのドキュメンタリーは何なんですか? 『青春チョッパー狂騒曲』
:あー、茶番?
根崎:あれって嘘なんですか?
:あれが本当だったらこのバンドやばいよね。
根崎:(笑)俺、本当だと思ってた。それaieくんも見てないでしょ?
aie:見てないですね。
根崎:研次郎さんがcali≠gari辞めた後…。
aie:あー、ライブで流したヤツ! 見ました、見ました。
根崎:派遣会社でどーのこーのってヤツを俺、YouTubeで見て「マジで!! 」って思って。
:な訳あるか!
根崎:温泉街でマッサージをやって、その指先だけ石井さんが見て「あっ、こいつだ! みんなで迎えに行こうっ」って。「すっげー熱いバンドじゃんっ!」って思ったんすけど。そこで終わってたんすよ、YouTtubeは。
:すいません、相変わらず茶番でね。復活した時も僕主導じゃないのよ。亡くなっちゃったマネージャーから「一回やってみない?」って連絡が来てさ。でもすっげー感謝してるけどね。そのキッカケがなかったら、仲良しこよしって訳じゃないけど、このメンバー4人でバンドが復活するって世界中の誰もが思ってなかったと思うのね。
根崎:で、一番の新曲があれですか? 「マネゲン、マネゲン、マネゲン、マネゲ〜ン♪」ですか?
:いや、確かその後にまだあるね。
根崎:じゃあ「アッハハ〜ンハ〜ン♪」ですか?
:「アッアア〜ンア〜ン♪」より全然あるね。
根崎:俺、その2曲はYouTubeで見たんですよね。俺、YouTube好きですね(笑)。
:一番新しいのは『暗中浪漫』って曲だね。
根崎:あっ、そうですか。チェックしておきますね。で、aieくんと会ったのがムックの訳分かんないイベントですね。俺、そん時は矢口バンドのバックやってたんすよ。俺、当時ドラムだったんで。知ってました?
:あの、忘れる訳がないじゃない。君がドラムだった事をどうやって忘れたらいいの?
根崎:(笑)もう体力の限界で、気力もなくなり、引退しますってなっちゃったんですけど。
:(笑)


−−青と根崎とカルチャー−−
根崎:青さんと俺の出会いは古いっすよね。俺、高校2年だったんすよ。cali≠gariの前座をやってたじゃないですか。
:東京地下室?
根崎:東京地下室は、俺らが東京に出てからだったじゃないですか。LIGHT HOUSE(水戸LIGHT HOUSE)でよくやってましたよ、一緒に。
:やってた!!!
根崎:いっつも照明を一切使わずに、電球を垂らしたり、ロウソクを立てたりして。ベースの人がめちゃ低い位置でベースを弾く人でした。
aie:初期cali≠gariですか?
:うん。シャブ中で捕まったベースの頃だよ。
根崎:あの人、シャブ中で捕まったんですか!
:絶賛シャブ中で、ある日いなくなったんだよね。ライブの一週間前にいなくなって「やべー!! 」ってなって、サードステージ(本八幡THE 3rd STAGE)で当時仲の良かった店員さんに相談したら、研次郎くんを紹介してくれたの。
根崎:研次郎さんが入って一発目のライブを一緒にやったの、覚えてます? 水戸芸術館。
:お〜、真冬じゃん! 真冬の野外!!
aie:野外!?
根崎:客、全然いないの! あれはビックリしましたよね。「cali≠gariがベース代わったらしいぜ。」って言いながらリハを見て、もう研次郎さんのプレイが凄くて。「cali≠gariすげーな!」って話してて。当時の茨城のシーンって、そりゃLUNA SEAやX JAPANの影響も受けてたけど、結局みんなcali≠gariの真似をしてたんですよ。特にギタリストなんて、みっんな青さんの真似をしてたんですよ。
:あれね〜、間違った文化だと思ったもん(笑)。
根崎:だからたまに、茨城から出てひっちゃかめっちゃかにしたバンドはラヴィアンローズだって言われますけど、俺から言わすと元凶はcali≠gariですよ!
一同:(笑)
根崎:cali≠gariって言うか、まぁ青さんって言うか。
:茨城出身のバンドのギターが得てして全員下手くそになるっていうのは、きっと僕のせいですよ。
根崎:言っちゃった!
一同:(笑)
:ギターを弾くっていう事に趣を置いていない!
根崎:それはね、青さんの責任かもしれないですね(笑)。その水戸のライブはすごく覚えてますね。客が全然いないくて。
:いるだけで手がかじかむほど寒くて。生まれて初めて手袋してギターを弾いたもん。
aie:えー、弾けるもんですか!
根崎:そうそうそう。青さんまた変なことやってるって。
:ただ寒いだけだったんだけどね。
根崎:青さんからしたらそうかもしれないですけど、俺らキッズからしたら、「うわー、また青さん変な事やってるよ。手袋して弾いてるよ」って注目の的だったんですよ。
:いやいやいや、ジョーン・ジェットもやってるんだからさ、別に手袋ぐらいじゃ弾けるだろってやってみたら、意外と弾けるんだよね。まさかの黒い軍手でやってるの(笑)。
aie:渋いっすね〜。
根崎:そんで一番最初の東京地下室の時にゲストで俺ら(ラヴィアンローズ)呼ばれたんですよ。なぜかトリだったっていうね。もうビックリした!kyohsuke.jpg
:あの頃はね、ラヴィアンローズって言ったら飛ぶ鳥を落とす勢いだったの。
根崎:cali≠gariよりも上京が早かったんですよね。
:早いし、ワンマンも早かったもん。
根崎:高校の自由登校の時にはもうこっちに来てて、一年経たないうちに旧LOFTでワンマンやってたんですよ。
:本当にラヴィアンローズの右肩上がりっぷりって凄かったの。
根崎:あそこが一番上がったんじゃないですかね。分かんないけど(笑)。
aie:俺もLamielの前ぐらいにラヴィアンのデモテープ買いましたからね。
根崎:『茨城革命』!
:あれはよく出来てたよね〜。
aie:『ほたるの光』も買いましたね。
:素晴らしかったよね〜。あの当時はさ、ラヴィアンローズの位置づけがすごい特殊だったから。このバンドはヴィジュアル系なのか、みたいな。でもヴィジュアルの枠じゃん。
根崎:そうそう、ヴィジュアルのエクスタシーにいたんで。
:あれが不思議だったもん。
根崎:あれも青さんの影響を受けたんだと思いますよ。青さんもヴィジュアル系の枠じゃないじゃないですか。よく分かんないじゃないですか。
:いやいや、ヴィジュアル系ですよ(笑)。
根崎:言ってますけど、一番茨城の奴らが思ってるのは、「ヴィジュアル系って髪短くてもいいんだ」って思ったのは青さんを見てですよ。今日はこれを言いたかった! 茨城の奴らみんなどんどん短髪になってったでしょっ。全体的に短髪になってきたじゃないですか。
:それはね、ちゃんと理由があるの!
根崎:いやいや、知らないですけど(笑)。どういう理由なんですか?
:短髪である理由は、単純にだってさぁ、あの頃からもう僕ゲイですって言ってたじゃない? ロン毛のホモなんて売れねーよ!
一同:(笑)
根崎:いやいやいや、短髪のホモが売れるかどうかも分かんないですけど(笑)。
:ホモなんてみんなステレオタイプだからさ、短髪で髭生やしてさ、でかくなきゃダメみたいなのがあったんだけど、ヴィジュアル系だからでかくなんて出来ないじゃない。細くて、髭も生やす事なんて出来ません。だからせめて短髪に、って感じでね。当時で言う“武田真治”的なみたいな。今はね、髭もOKにしちゃったしさ、こないだまではスキンヘッドだったからさ。
根崎:それがあの当時はカルチャーでしたよね。ぶっちゃけ、みんな髪を伸ばしたくない訳ですよ。面倒くさいし。俺だって、ずっとスポーツやってたヤツがヴィジュアル系は好きだけど、髪伸びるのを待ってらんないし。
:結局、髪を伸ばしたから似合うかって言ったらそんな事もないんだよね。
根崎:似合わないんですよ!
:特にさ、高校生ぐらいの若い感じの顔の子が髪の毛伸ばしても全然似合わないよね。
aie:そうですね。
根崎:男で髪の毛伸ばして似合うヤツって結構一握りだと思いますよ。
:だからラヴィアンとかは割り切ってたから。メイクして髪短いし、スポーティーで、パンクっぽいんだよね、そこが凄く。ヴィジュアルっていうかパンクっぽいんだよね。パンクっぽくてミクスチャーよりで、でもメイクしてて、すっごいストリームが来たよ、これって。
根崎:そのストリームが続けば良かったんですけどね(笑)。
一同:(笑)
:だって未だに僕覚えてるけど、「チキチキワンマン」の第1回目をLOFTで見た時に「あっ、cali≠gariの時代は終わった」って本気で思ったもんね! 「あっ、これでいいんだ! これが正解なんだ。もうcali≠gariの役目は終了でーす」って。
根崎:(笑)すっげー発言だな。
:いやいや、本当に思った。だって年下じゃん! うちらより後に結成して、うちらをどんどん抜かして先にLOFTでのワンマンやって、もううちは何もする事ないなって思った時に、何か血迷って人気が出てきてしまって。後追いみたいな感じで。
根崎:青さん達は俺らの1年後に上京してきたんでしたっけ? ムックと同じぐらいに来たんですよね?
:ムックの方が早いかもよ。まぁ、通っていたから毎日東京にはいたけど。でもその時歌舞伎町でバイトしてたでしょ?
根崎:そうです。で、ムックが出てくるっていうから、じゃあお前らは歌舞伎町で働けって。
:舎弟なって(笑)。覚えてる、覚えてる。
根崎:だから毎日歌舞伎町にはいたんですよね。
:今のドン・キホーテがある所でさぁ、君たち全員いたよね、ムックも含めね。ちょっと目を離すとね、誰かがチケット売ったりしてたよね(笑)。
根崎:ワンマンのチケットとか。西新宿のLOFTを指さして、あそこでやっからってね。ナンパと仕事がね、一緒になってる感じでね(笑)。
:斬新だったよね。
根崎:そこでちょっとしたカルチャーでしたよね。新宿来たら、ラヴィアンローズの奴らがいるから(笑)。
:何かとりあえずラヴィアンローズに挨拶しに行かないと潰されるっていうね。
根崎:潰されるって(笑)。それもね、今日はちょっと言いたかったんですけど。僕らね、エクスタシーにいただけで、武闘派じゃないですから。
:いやいやいや。
根崎:地方に行ったら扱いがね、シャレになってなかったですけどね。ビビリまくりで、楽屋に対バンがいなくなるっていうのはこういう事なんだって。だっっれもいなくなるんですから、地方で。ビックリしますよ、本当に!
:いやいや、ラヴィアンローズというバンドは独特なオーラを放っていたので、何となく分かるよね。
根崎:まぁ、全員長男だっていうのもありますよね。
:あんま関係ないよね。
一同:(笑)
根崎:まぁ、そういうのもありつつ。aieくんは名古屋ですよね?
aie:名古屋ですね。それこそ初めて会った2003年に東京に引っ越して来たんですよ。
根崎:aieくんと俺って同い年なんですよね。


−−人をやめればお金は簡単に作れる!? −−
根崎:俺、エクスタシーに入ったじゃないですか。その時「よっしゃ、売れたー!! 」って思いましたけど…。zentai_1.jpg
:正直僕も「あっラヴィアン、エクスタシー行ったんだ。これでドームだ!」って思ったよ(笑)。
根崎:矢口とかも「やりましたね!」って言ってましたけど、入ってみたらGLAYいねーし、LUNA SEAいねーし、hideさん死んでるし、ビックリしますよ!
:鈴木晃二先生がいたじゃない!! 僕が敬愛するアーティストですよ! 今も歌えるよ(笑)。
根崎:鈴木さんにはかなり世話になりましたね!
:鈴木さんのソロのPVのドラムとか叩いてたよね。すっげー羨ましかったもん。
根崎:でもPVだけっていうね(笑)。本チャンは別のもっと上手い人が叩いて、その人がPVがNGか何かで。うちの当時のギター(ke2)がTV用でギター弾いてたんですよ。俺はPV用なんで、行ったらいきなりゴミ袋被ってくれって言われて、頭からビールかけてくれって言われて、そういう感じでした。
:謎だね。
根崎:はい。で、ドラム叩いてくれって言われたんですけど、ドラムセットが無いから君が持って来てくれって言われて、当時ドラムセットを持ってたんですけど持ってくのがだるくてタムを持って行かなかったんですよ。まぁいーや、ロカビリーみたいなもんだろと思って。
:ワンタムで?
根崎:いやワンタムも無しで。
:タムなし?
根崎:スネアとフロアは一応置いとくかって。あとバスドラとシンバル2枚でやったんですけど。
:それマジ格好よくね!
根崎:そしたらそれが気に入ったって言われて、今度ツアー行かねーかって言われて、それはさすがに断ったんですけど。僕はラヴィアンローズもあるんでって(笑)。
一同:(笑)
:ヤベー、それマジ格好いい! ノータムワンフロアって憧れる。
aie:格好いいっすねー。
根崎:でも酔っ払ったらドラマーってそうなんないっすか? ってドラムじゃないですね(笑)。
:なんないっす。僕、ドラム叩かないんで。
一同:(笑)
根崎:昔、年末のライブの時はカウントダウンまでに酔っ払っちゃってましたね。
:分かる〜。昔チョップでAN GIGをやった時に充一さん(ex.DEEP Gt.)とバカみたいに呑んじゃって、本番覚えてないんだよね。充一さんのペースに合わせて呑んでたら酔っ払っちゃって、チョップのアンプを全部倒しちゃって怒られたんだよね(笑)。
根崎:破壊的な事をやって!
:あれはやばかった〜。
根崎:でもその後、俺と一緒に養老で呑んだの覚えてます? 東京地下室の何回目かの打ち上げで。
:いつ?
根崎:だいぶ前です。10年ぐらい前です。
:そんなの覚えてないよ。他でも一緒に呑んでる事があるし。
根崎:あるんですけど、そん時の印象がだいぶ強くて。
:事件あった?
根崎:事件ではないんですけど、青さんに「何でツインペダル使わないの?」って訊かれて、青さんもそういう事を言うんだって思ったんですよね。今でこそこんなですけど、当時俺はビッキビキに尖っていた時代で「ツインペダルとかそういうんじゃなくて、ワンペダルでツインペダルっぽい事やるのが俺は格好いいと思うんです」って答えたら「格好いい〜〜〜」って(笑)。
一同:(笑)
根崎:当時狂ちゃんって呼ばれてたんですけど、「狂ちゃんね、2丁目行ったら一財産作れるよ」って。せっかく音楽の話してたのに割と早めに会話が2丁目の話題になってたんですけどね(笑)。それを未だに覚えてて。「えっ、いくらぐらい作れるんですか?」って訊いたら、ノータイムで「2千万!」って言ってました(笑)。青さん、ベロベロでしたけどね。覚えてないっすよね?
:覚えてないけど、あの当時は2千万はね、作れたんだよね。今でも1千万単位のお金の作り方ぐらいだったらいくらでも出来るんだけど。
根崎:そうなんすかっ!?
:簡単っすよ! …人やめれば。
一同:(爆笑)
aie:間がありましたね、今(笑)。
根崎:うんって感じ(笑)。
:僕ね、いっつも思うんだけど、バンドマンがお金で苦労してるのが全然分かんない。
根崎:何でですか?
:お金なんていくらでも作れるのに…。人やめれば。
一同:(爆笑)
根崎:なるほどね(笑)。
:だってさぁ、●●●●●●●●●●●、大して変わんないじゃん。…変わるよね〜。
一同:(爆笑)
根崎:何とも言えねー!!
:さっ、次の話題に!
根崎:そうですね(笑)。aieくんは女の方が好きですよね?
aie:俺は女の方が好きですね。
根崎:そうですよね(笑)。
:でも、aieは早い段階から僕と一緒に2丁目デビューさしてるんだよ(笑)。
aie:そうですね。名古屋に住んでる時に東京に遊びに来て、Gargoyleの朗読で青さんが出てて打ち上げで一緒になって、打ち上げをそこそこに切り上げて2丁目に移動っていう(笑)。aie.jpg
:で、その頃にaieを最初に連れて行ったお店っていうのが、僕が入れ込んでた子がいたのね。
根崎:男でしょ?
:男に決まってるでしょうがっ!!
一同:(笑)
:これが僕がさぁ、女に入れ込んでるって言ったらさ、世界中の桜井ファンに殺されるよ。ヤバイよね、本当に。
根崎:で、その店は?
:入口入ってすぐの右側の角の席に2人で座ってたよね。いや〜、もう借りてきた猫みたいだった。そりゃそうだよね〜。
根崎:aieくんは初めてそういう店に行ったんでしょ?
aie:初めてですね。店もお客さんがいなくて。「この子はノンケなの?」って話してて。もうガッチガチでしたね(笑)。
根崎:(笑)キチ〜!
:今ふと思ったけどさ。この界隈って割とすんなりと普通にゲイ用語使ってるよね。
aie:そうっすね〜。
:今ってさ、マツコのおかげでさぁ、ゲイ用語って一般認知度が広がってるじゃん。ノンケとかさ。
根崎:デラックスさんですか?
:うん。いわゆるさ、作られたオネエマンとかじゃなくて、リアルホモの会話をしてるから、だからアイツの言っている言葉のおかげでちゃんと一般の人たちが2丁目とかゲイ用語を正しく認識してるけど、この界隈ってそういうのを知るのが早かったよね!
aie:早かったですね。
:多分知らないで使ってるよ。僕の身近にいた人はみんな早いと思う。
根崎:なるほど〜。


−−茨城のギタリストシーンは桜井青で出来ていた!−−

根崎:青さんの事を茨城シーンのガキどもは真似していた時期があって…。
aie:ミヤくんもそうでしたもんね。
根崎:そうそう。で、俺は青さんが誰に影響を受ているのか知りたくて、当時呑んだ時に訊いたんですよ。そうしたらSOFT BALLETの森岡さんって言ってたんですよ。
:すっげー影響受けた!
根崎:あっ、SOFT BALLETって聴いた時があるって思って、聴いてみたんですけど、当時の俺には高度過ぎて、音楽的に難しすぎて分かんなくて(笑)。「う〜わっ、青さんってこういうのをいっつも聞いてんのか〜」って思って。
:ひどい〜。
根崎:歌メロっぽいのもあるんですけど、基本よく分かんなくて。1人の人がずっと踊ってて、「うわ〜、すごい世界だ。何だこの世界観! サビがね〜」って思って(笑)。俺には難しすぎたって思い出がありまして、その話をしたかったんですよね。
:なるほどね。
根崎:実は僕、森岡さんと1回共演したんですよ、クアトロで。yukihiroさん(L’Arc〜en〜CielのDr.)のバックバンドやったんですよ、僕。凄くないですか?
:えっ、ちょっと待って! yukihiroさんのバックをやったの? 凄くねっ!!
根崎:yukihiroさんってacid androidでボーカルやってるじゃないですか? でもacid androidのバックではないんですよ。ちなみにacid androidのドラムの人ってめちゃくちゃ上手いですよね。Slipknotとか叩いちゃうぐらいの。
:この間のBUCK-TICK フェス(2012年9月22日開催)で叩いていた人かな?
根崎:あっ、そうです。
:げろ上手だよね!
根崎:もう半っ端じゃない人です。で、acid androidのライブの前にGAUZEのコピーをやりたいってなって。
:誰が?(笑)
根崎:yukihiroさんが。で、当時、yukihiroさんと事務所が一緒だったんですよ、DANGER CRUEで。で、GAUZEやるんだったらドラムは狂介くんがいいなってyukihiroさんが言ったらしく(笑)。
:超御光栄じゃんっ!!
根崎:いやいや、たまたま適当に言ったんだと思いますけど。ビックリしますよ! 俺、GAUZE好きですけど、あんなの俺のドラムミングじゃないじゃないですか。今まで、個人練とか入ったことねーのに初めて入って、必至で覚えて、いざライブをやったんですよ。GAUZEの曲ってみんな速いんですけど、1曲めちゃくちゃ速い曲があって、その曲に合わせて最初から最後までずっとその曲のレベルでいったら、30分ステージが20分で終わっちゃって。
一同:(笑)
根崎:で、ライブが終わったらyukihiroさんに「狂介くん、今日のライブの曲は全部速かったね。でもあの曲(1番速い曲)の速さはあれでOKだよ。って言うか、全部一緒の速さだったね」って言われて「あっ、すみません!! 」って(笑)。
一同:(笑)
根崎:その後のacid androidのライブの時に森岡さんがゲストで出られたんですよね。その時におもしろかったのが、10曲ぐらい全部でやったと思うんですけど、6曲目ぐらいの時に森岡さんが出られて、その曲で退散する予定だったみたいなんですね。でもyukihiroさんもMCをしないし、森岡さんは上手にいて下手側からの退場だったので、はけるタイミングを失ったらしくて、本編最後までずっと上手で踊ってたんですよ。それが俺の中ですっっごく良かったんです!
一同:(笑)
根崎:俺は事前にタイムテーブルを見てたので、森岡さんがどこではけるのか分かってライブを見てたんですけど、全然はけなくて。でも潔く森岡さんがずっと扇子を持って最後まで踊ってて、これは話を聞きてーなって思って、自分からは話しかけれないけど本番が終わったら速攻で楽屋に走ってったんですよ。で、楽屋で聞き耳を立ててたら「出るタイミング、失っちゃった〜。いー汗かいたよ」って話してたんですよ(笑)。
一同:(笑)
根崎:その時に「あっ、青さんはこの人の事好きだったんだー」って思って(笑)。
:でも気持ちは分かるでしょ? 今なら分かるでしょ?
根崎:今なら分かります。当時はキャラクターはすげーなって思いましたけど、音楽は分からなかったですね、難しくて。Nine Inch Nailsぐらい難しかったですね、当時の俺からしたら。
:やっぱ、早かったね。あのバンドは早かったよ。
根崎:今だったらね!
aie:今聴くと格好いいですよね〜。
根崎:ねっ! こんだけトランスだ、なんだあ流行ってたらね。
:是非復活してもらいたいバンドだわ、あれは。心から復活して欲しい。
根崎:その後にSCHAFTでしたっけ?
:でもあれは森岡さんがいないから。藤井さんだけだからね。
根崎:あれもまた別の感じで格好良かったですよね。
:そうだね。あれは且つインダストリアルだったよね。
根崎:あっちの方が俺は何か分かり易かったです。
:だって、近いとは言わないけどさ、行き先は一緒みたいな感じだったじゃない、ラヴィアンと。
根崎:まぁまぁ、そうですね。


−−レコーディングで知る真実とは・・・−−

根崎:俺がaieくんの音楽に初めて触れた瞬間があるんですけど。当時のラヴィアンローズのエンジニアとaieくんのバンド(deadman)のエンジニアが一緒だったんですよ。バズーカスタジオの栃木さんって言うんですけど。
:あっ、栃木さんだったの!? ラヴィアンも栃木さんだったんだ。みんな栃木さんを通ってるんだね。
根崎:DANGER CRUEの時ですけどね。ムックも栃木さんだったじゃないですか? それで矢口に紹介してもらったんですけど。「栃木さん、昨日仕事何だったんですか?」って話になるじゃないですか? そこで「昨日はcali≠gariだったよ」とか「deadmanだったよ」とかってなって、いろんなバンドのレコーディング話を聞くのが、俺すっげー好きなんですよ。そこで聞いたcali≠gariの時のおもしろい話があるんですよ。
:何かあったっけ?
根崎:ベースの研次郎さんのレコーディングの話なんですけど、研次郎さんって卓の前で弾くんですか?
:弾く。
根崎:だからあの人のレコーディングが一番楽だって言ってました。自分はずっと後ろで雑誌を読んでるだけだって(笑)。
一同:(笑)
:研次郎くんは早いうちに栃木さんにPro Toolsの使い方を教わって、「ちょっとすみません。卓借ります」って言って卓の前に座って自分で操作してたんだよね。
根崎:教えてくれってうるせーから教えたって言ってました(笑)。それである時、栃木さんが研次郎さんと深い話をした時に「もう1回お願いしまーすって何度も言うのが申し訳ないんで、僕自分でやります」って話したらしくって「あっ、この人いー人なんだな」って思ったって言ってました。
:いや〜、懐かしいね。
根崎:で、deadmanのレコーディング風景も聞いたんですよ。aieくんはNG出さないらしいんですよ。「あー、OKです! OKです!」ってオールOKらしいんですよ。「今のやつは今しか出せないんで」って(笑)。
:マ〜ジで〜。かっけー!!
aie:大体OKですね。
:ロッカーじゃん!
aie:メンバーに気分良くなってもらおうと思って(笑)。「さいっこー!! 」って。
:それ完全に矢沢イズムだよね。きた〜!
根崎:栃木さん的に「ここは無理だろう」って所は、aieくんにばれないように差し替えてたって言ってました(笑)。
一同:(笑)
根崎:栃木さんからそういう話を聞いて、すげーな、バンド的に確立されてるんだなって思ってたんですね。で、aieくんの音楽に触れた瞬間がdeadmanの『follow the night light』のPVを見たんですよ。ヴィジュアル系って聞いてたんですけど、あの音楽性なくねーかって、いー意味で思ったんですよね。それを見た時に、deadmanのギターの人はグランジとかそっち系が好きなのかなって思ったんですよね。この前aieくんのバンド(the god and death stars)とニューロティカと3マンをやって、その時のライブを見て、やっぱりそっち系(グランジ)が好きなのかなって思って、俺、今日カート・コバーンっぽい格好をしてきたんです。
aie:あっ、そうですね〜(笑)。
根崎:どうっすか、このオチ。昨日からちゃんと考えてきたんですよ(笑)。
:いーね、いーね。・・・これ以上何を言っていーのか分からない。
一同:(笑)


−−マスタリングはレコーディング!?−−
根崎:そういえば青さん、今日の対談忘れてたんですか? Twitterでそう呟いてましたよね。ao.jpg
:そう、忘れてた。
根崎:俺がツイートして思い出したんですか? ツイートした後に「あっ、仕事忘れてた。LOFTへゴーゴー」って呟きましたよね。
:いや、うちのスタッフから連絡がきて「やっべー、忘れてた。僕、今日デートする予定だった!」って思ったけど、デートを断って。
根崎:(笑)デートの予定を断って! そう言えば、今は亡き加瀬さんから聞いた話があって、cali≠gariのマスタリングはレコーディングだからって言ってました(笑)。
:(爆笑)
根崎:えっ、どういう事っすか? って聞いたら、機会があったら青ちゃんに聞いてみなって言われたんですよね。
:あっ、聞いちゃった!? そうなの、マスタリングで急遽「加瀬さん、ここでコーラス入れたいんですけど」って言った事があって(笑)。
根崎:それが1回あってから、青ちゃんのマスタリングの時は、俺はマイクを立ててるって言ってました(笑)。
:多分ね、長いバズーカスタジオの歴史の中で、マスタリングの時にレコーディングしてるのはうちだけだと思う。
根崎:事実なんですね!
:事実なの(笑)。まさかの、マスタリングで普通に僕、ハモリを入れ始めるからね。
根崎:(笑)今はないですよね?
:さすがにね。28〜29歳の時って本当に僕バカだったんだなって思って。レコーディングとマスタリングの明確な違いって分かってなくて、マスタリングでレコーディングしちゃいけないの! ってとんがってたからさ。そーいうの分かんないって。
根崎:なるほど〜。俺はそういう次元にまでいかなかったです。レコーディングはレコーディング、マスタリングはマスタリングって。・・・っていうかマスタリングって何なんだろう? って。
一同:(笑)
:多分僕もね、それが最初にあったから、マスタリングでレコーディングみたいな事をやってもいいんだろうって思って、それが加瀬さんだから許されちゃったのよ。その後にマスタリングとレコーディングがどんなのかちゃんと理解した上で、でもマスタリングでレコーディングしちゃいけないの? ってなっちゃったわけ。自分の中に最後の締め切りの日がマスタリングだって、一番やっちゃいけない逃げ道を作ってしまったんだよね。でも若い子は絶対に真似しないように! 普通マスタリングでレコーディングみたいな事をやられたらぶっ飛ばされます!
根崎:まあね〜。加瀬さんはイー人ですからね。
:イー人でした。もう亡くなってしまったけど、格好いい死に方だったよね。最後は卓で死んでたんだもんね。最後の作品マスタリングして。かっこいーわ。
根崎:俺たちのミニアルバム(真実の螺旋階段)の最後の曲が『生きて…』っていう曲が入ってて、加瀬さんマスタリングなんですけど、この曲は死んだ同業者に向けて書いた曲なんですよ。UMEMURAさん(TOKYO YANKEES)だったり、comの近藤さんだったり、ラヴィアンローズ時代に亡くなったローディーだったり、そいつらに向けた賛美歌っていうんじゃないですけど、そういう曲を書かなきゃなって思って書いた曲なんです。で加瀬さんに「この曲はグッとくるなぁ、根崎くん。俺さ、めちゃくちゃ癌なんだよね」って言われて。「でも、アメリカから取り寄せてる抗ガン剤が効き始めてるんだよ。だから俺は頑張る。この曲聞いたらそういう気になったよ。絶対誰にも言っちゃダメだからな」って言われたのにミックスルーム出た瞬間にうちのベースの代々城に「おい、どうする〜。加瀬さん、癌だって言ってんぞ」って、俺テンパっちゃって言っちゃったんですよ。
:ダメじゃん!
一同:(笑)
根崎:そっから1年ちょっとぐらいで亡くなっちゃったんですよね。


−−それぞれが影響を受けたアーティストとは−−
根崎:aieくんって何に影響受けたんですか? Nirvanaじゃないんですか?
aie:ガッツリNirvanaですね。
:すごいよね、みんなね。僕、1個カミングアウトしていい? Nirvanaほとんど聞いた事ないの。
根崎:そーなんですか。俺は中学2年の時に聞いたんですけど、全然分かんなかったですね。
:みんながNirvana、Nirvana言ってた頃って、僕、Suedeが好きだったの。気持ちのわる〜い音がすごい好きだったの。みんなが好きって言ってると否定したがるやつって絶対いるじゃん。それだったの。最近そういうのがようやく治ったんだけど。
根崎:でもバンドマンってみんなそういう所ありません? 光GENJIをみんなが聴いてるっていうと、何が光GENJIだよ、男闘呼組だろって。まぁ、男闘呼組もメジャーなんですけど(笑)。
:なんかね、そういう女子校的な考えはやめようと思ってさ。だから今は等しくAKB48とかは全曲歌えますよってね。
根崎:AKB48、歌えんっすか?
:任してください。ももいろクローバーZも大概歌えます。
一同:(笑)
根崎:で、aieくんはガッチリNirvanaがかんでるんですか?
aie:かんでますね。
根崎:俺、Nirvanaを理解出来たのは24ぐらいの時ですね。
:早っ!
根崎:早いっすか。良かった〜。
:僕ね、まともに音楽は聴いた事はないんだけど、ライブビデオを見て、全然理解出来なかったの。音楽うんぬんっていうんじゃなくて、カート・コバーンっていう存在があまりにも凄すぎて、何だか分かんなかったんだよね。なんか、得たいの知れないパワーの塊みたいで。
根崎:あのアルバムの子供ってカート・コバーンの子供だったりするんですか?
aie:全く関係ない子ですね。
根崎:俺、あれでジャケ買いしたんですよ。でも聴いたらよく分かんなくて、1個上の先輩から貸してくんねって言われてあげちゃったぐらい分かんなかったです。
:すごい聴きたいわけではないけれど、今聴いて、格好いいなって思うぐらいやっと年齢が追いついた感じ。
根崎:あとこんだけ音楽業界にいると、Nirvanaの歌のピッチの外し方はカルチャーなんだなって思いますよね。有り得ないじゃないですか。でもカート・コバーンだから許せるみたいなね。
:ピッチの話は、申し訳ないんだけど、今のシーナ&ザ・ロケッツを聴いてからにした方がいいよ。あの歌声は神過ぎて鳥肌たった。後、今の戸川純大先生を聴いた方がいい〜。
根崎:戸川純さんって誰ですか?
:ヤプーズの戸川純様よ。
根崎:あーーー! 凄いっすか?
:あの人がきっとね、音楽理論を壊してくれるアーティストじゃないかなって。半音の間にね、10個ぐらい音階があるんじゃないかっていうね。
根崎:俺、ピアノやってたんで、ピッチ外れてるとすっげー耳につくんですよね。
:ピアノやってるとね〜、耳についちゃうよね。良くも悪くも耳が上品なんだよ。
根崎:25過ぎたあたりから、おかしいなって思うやつはオリコン10位以内には絶対いないなって思ってたんですよ。ピッチを外してる人間が多いのはインディーズなんですよね。でも最近になると、それがカルチャーだしおもしれーなって思うんですけど。Nirvana聴くとバリバリ外してるし。
:外してるのも含めてNirvanaでしょう。
根崎:そうですね。グランジっていうのは結構外してるのが多いですよね。まぁ僕も外してますけどね(笑)。
:でもNirvanaってカートが合ってたらダメなんだよね、きっと。
aie:そうですね、きっと。
根崎:最近になってNirvana を聴くと、歌っていうよりギターのピッチも悪いのかなって思ったんですよね。
aie:多分ギターのピッチも悪いですね。
:それがカッコいいよね。そう言えば意外と知られてないんだけど、かっこいいギタリストとして僕が尊敬している1人に実はkenさん(L’Arc〜en〜ciel)がいるんだよね。あの人の計算してスケールを外す早弾きがもの凄い好きなの。僕さ、早弾きは自分のプレイには全く関係ないんだけど、早弾き聴くのは大好きなんだよね。表だった所では言わないんだけど、ヘヴィメタルもそれなりに好きって知らないでしょ? 所謂WhitesnakeとかイングヴェイとかHelloweenやFrank GambaleやSNIPER、アイアン・メイデンにメガデスにメタリカ。そして一番はまったのがDEAD END。
根崎:でも、ぜんっぜん影響受けてないっすね?
:って思うじゃん! 受けてるよ。どこに受けたのが出てるかは説明出来ないけど、聴いてるって事は受けてるはずなんだよ。
根崎:そうっすね。青さんみたいなギタリストのタイプの人は何に影響受けてたかっていうのが分かりずらい所もありますよね。私生活が音になってる感じもするんで。矢口いるじゃないですか? あいつはそっこー影響受けるんですよ。何でも吸収して、それを自分で消化して出して、それがあいつの良いところでもあると思うんですけど。青さんの場合は、それをライフワークにして全部ひっくるめた上で生活だ〜みたいな感じで。
:そういう感じだね。割と受けたものはそのまま出さないけど、どっかで影響を受けてるんだろうって感じだね。


−−アンコールセッションはcali≠gariの『腐った魚』!? −−
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根崎:それではそろそろ締めというか、1/10宜しくお願いします。で、当日アンコールでセッションどうですか? ってLOFTから言われてるんですけど。
:何やるの? ラヴィアンローズやる?
根崎:勘弁してください(笑)。じゃあ、青さんにギター弾いてもらって、aieくんもギター弾いてもらって。
:ドラム叩いちゃう?
根崎:いや僕、ドラムはもう本当に。
一同:(笑)
根崎:僕、歌うんで。
:あんなに格好いいドラマーなのに〜。ブラスト超上手かったよね。
根崎:20年やってあれですよ。
:え〜、めちゃめちゃ格好いいじゃん。僕、思うの。プレイヤーって上手いかどうかじゃなくてさ、その人を含めてプレイがどうかだよね。
根崎:あっ、そうそう、今思い出しました! ラヴィアンローズのレコーディングの時にsakuraさんに「狂介、お前はな、上手いドラマーにはならない、絶対にならない。でもな、すげードラマーにはなれるはずだ」って言われたんですよ(笑)。それを信じてやってきたんですけど、今はドラムやめてますからね。それはsakuraさんには申し訳ねえなって思いますけどね。
一同:(笑)
:それは間違いねーと思うよ、本当に。僕も世界の人が認めるぐらいさ、ギターが下手だと思うけどさ、僕の下手さ出せる人どっかにいるのって言ったら絶対にいないもん。
根崎:あ〜、でも下手じゃないと思うんすけどね。
:下手かどうかっていうか、僕のプレイ出来る人はいないもん。あんだけ身近にいた矢口ですら出来ないよ。まぁ、理由もあるしね。僕、自分の曲覚えないから。ライブで同じこと弾いた事が1回もないもん。
根崎:あっ、そうなんすか!
:コードだけ覚えてるから気分でライブで変えちゃってるから。
根崎:怒られないんですか?
:別に。研次郎くんがちゃんと弾くから大丈夫。
根崎:(笑)なるほど。
:だって誰もそんな所を僕に求めてないよ。
根崎:それはそうかもしれないですね。で、セッション何やりますか? 『腐った魚』いきます?
:本当、死ね!
根崎:俺、自分が歌うカバーアルバム作るとしたら、絶対に入れますね。いー曲ですよね。
:えー。じゃあ、今度よろしく。
一同:(笑)
根崎:いーじゃないですか。アコギ2人で、俺歌い上げますよ。
:でも何で盛り上がった曲をさ、最後アコースティック2人のヴォーカルだけって。じゃあ、みんなそこ座って、みんなライター振ってって、何やらせるのよ(笑)。
根崎:俺、ディナーショーばりに歌い上げますよ。でもあの曲って明るい気持ちになると思うんですよね、俺。
:ならないね。だってあれおじいちゃんが死んだ時の歌だからね。
根崎:あっ、それ聞いた事ある。打ち上げで。何かいつも打ち上げですみません。
:だって打ち上げでしか僕たち話さないじゃん。何かいい曲ありますか?
aie:セッションっぽい曲ですか?
:Lamielでもやる?
aie:えー、勘弁してくださいよ。ギターソロッすよ、俺(笑)。
根崎:王道の曲でもやります?
:え〜、『茨城DASH』?
根崎:それ王道じゃないですよ。
:絶対アンコールじゃん。超王道だけどな。
根崎:『腐った魚』やりましょうよ!
:やだよ〜。
根崎:俺がやりたいんですよ〜。
:何ですか、それは! だってaieが弾けないもん。
根崎:aieくんはめちゃくちゃ練習してくれますよ。何言ってんですか、本当に。aieくん去年何本ライブやってると思ってるんですか。
aie:相当やってますね。96本でしたね。
一同:(笑)
根崎:バンド何個やってると思ってるんですか。しかもバーテンもやってるんですよ! 半端じゃないっすよ。
:僕も来年は50本ぐらいやってみようかな。
根崎:この間aieくんと呑んだ時に話したんですけど、aieくんは「やれる事全部やろうかなって思ってます」って言ってて、俺、その言葉がかなり芯に響いて、俺やれる事全部やってねーな、やんねーとなって思いました。来年から本当、頑張ろうかな〜って。
:ちょっと僕も見習うわ。ライブもうちょっとやるわ。もうちょっとやらないとダメだよね。もう毎日酒呑んでるもん。
根崎:ダメですよ、それは。
:この半年は呑んでなかったけどさ。で、何セッションするの?
根崎:だから『腐った魚』をやりましょうよ! 曲は知ってます?
aie:第2実験室のアルバムに入ってる曲ですよね。
:何で知ってんの!
根崎:やりましょうよ! いいじゃないですか!!
:セッションって盛り上がった方がいいですよね〜?
根崎:盛り上がりますよ! 客電も点けて。あっ、じゃあ俺やりましょうか! 豆球つけて当時のLIGHT HOUSEのcali≠gari風に…。
:やめなよー! じゃあアコースティックな曲をロッカバラード風にアレンジしてきて、うちのオカチンにドラムをお願いして、ベースもお願いして盛大にやってもらって、じゃあ『腐った魚』やる?
aie:そうですね。
根崎:僕、ヴォーカルでいいんですか?
:うん。
根崎:おーじゃあ、やりましょう!!
aie:ギター2人で?
:2人で。僕アコギ弾くから、超ノイジーに「ゴォー!! 」って。どうそれ?
根崎&aie:いーですね。
根崎:で、それ、オケはいつ上がってくるんですか?
:はっ! そんなのその場のノリ一発に決まってるじゃん!
根崎:(笑)なるほど! 了解です。
:何言ってるんですか! メロだけ覚えておいてもらえれば大丈夫よ。構成は完全にそのままなんだから。
根崎:構成はそのままですか! 了解です! ちなみに今の僕のバンドの兎-usagi-を始めようと思った時に一番最初にギターで誘おうとしたのはaieくんなんですよ。でもaieくんはその時はthe studsってバンドやってたんで。まぁそういう話しもありつつ、1/10は宜しくお願いします。
aie:宜しくお願いします。
根崎:『腐った魚』で。
:練習しときます。しなくても弾けるけど。
一同:(笑)
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