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2012年4月24日公演 m+m+R第19弾

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m+m+R第19弾

2012年4月24日「SHINJUKU LOFT 13/35th ANNIVERSARY
mastermind do a miracle
〜』開催記念特別座談会

ANCHANG(SEX MACHINEGUNS)×ANGEL-TAKA(宇宙戦隊NOIZ)×櫻心寺李維(音影)

LOFT DAYに奇跡が起こる?!

創立35周年を迎えた新宿LOFTが、現在の歌舞伎町に移転してちょうど13周年目の記念日にあたる2012424日。衝撃の3マンライブが決定!!
開催を記念して特別インタビューを掲載!!
(text:ほんだなおこ/interview:椎名宗之[Rooftop])

※インタビューは下記の"続きを読む"をクリック!

Live Info.≫

SHINJUKU LOFT 13/35th Anniversary
『master+mind 〜do a miracle〜』

2012年4月24日(火)新宿LOFT
出演:SEX MACHINEGUNS×宇宙戦隊NOIZ×音影

OPEN:17:30/START 18:30
ADV \3,500/DOOR \4,000(D別)
※チケットは、e+(Aチケット)LOFT店頭(Bチケット)LOWSON(Cチケット[Lコード:73907])PIA(Cチケット[Pコード:166-674])にて、絶賛発売中!!
問い合わせ:新宿LOFT 03-5272-0382


音影さんには僕らと同じ匂いを感じますANGEL-TAKA

──まず、みなさんの近況から聞かせて頂けますか。

ANCHANG ツアーが終わったばっかりで、今は作曲中ですね。それはBIG BITESというバンドのほうなんですけど。まさに貧乏暇なしですよ(笑)。
ANGEL-TAKA ウチは5月に5MUSICアルバムを発売する予定で、レコーディングがやっと終わったところです。あとはファンクラブ温泉旅行の準備をしています(笑)。プラス、ツアーに向けての準備期間中です。
李維 僕らは今年から普通のライブではなく、劇団とコラボして演劇風のライブをやっているんですけども、その公演が先月終って、今はライブを月1回くらいはやりながら、次のネタを考えているところと言いますか(笑)。
──今までこの3組でライブの共演は?
ANGEL-TAKA SEX MACHINEGUNSさんとは、何回かご一緒させて頂いていますね。
李維 僕らもSEX MACHINEGUNSさんとは一度出演していますね。
ANGEL-TAKA SEX MACHINEGUNSさんを通して〜みたいな(笑)。
ANCHANG:こっち(宇宙戦隊NOIZと音影)はやってないの?
ANGEL-TAKA李維 初めてですね。
──お互いにどのような印象を抱いていますか。
李維 僕はもう、SEX MACHINEGUNSさんも宇宙戦隊NOIZさんも偉大な大先輩方という感じなんで、非常に恐縮しております!
ANCHANG いやいや、ただオッサンになってしまっただけなんで(笑)。宇宙戦隊NOIZに関しては他にマネできる人がいないと言うか。唯一対抗できるとしたら、ももいろクローバーZくらいかな(笑)。バンドに明確なコンセプトがあって、衣装から演出まですべて完成されているっていう印象がある。まぁ、もうそんなに若くないとは思うんですけど(笑)。ANGEL-TAKA はい、その通りです(笑)。
ANCHANG 若くはないけど、行動派と言うか。事業的なことも全部自分たちの手でやってるしね。ハードな音楽の中にキャッチーさもあり、言い方悪いですけど、うまいことやってるなって思いますね(笑)。
ANGEL-TAKA SEX MACHINEGUNSさんは、何年も前からライブをご一緒させて頂いたり、仲良くして頂いているんですが、未だにSEX MACHINEGUNSさんのDVDを買うくらいファンのメンバーも多くて、リスペクトしているバンドさんです。音影さんは今回が初めてなんですけども、エンターテイメントの部分を見させて頂くのが凄く楽しみですね。何となく僕らとコンセプトが似ているような気もするし(笑)。同じ匂いを感じると言うか。
──今まで共演してこなかったのが不思議なくらいですよね。
ANGEL-TAKA そうですね。一応ヴィジュアル系の端くれでやってるんですが、ライブはオールジャンルでやらせて頂くことも多くて、今まで当たらなかったのが不思議だなと思います。
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バンドをやっても全然モテなかったANCHANG
──皆さん何がきっかけでバンドを始めたんですか。
ANCHANG「ギター弾いたらモテるかな?」っていう、お決まりなところじゃないですかね。
ANGEL-TAKA 僕も「モテたい」っていうのは一番ありましたね。当時は暴走族とかバンドをやるとモテていたので、とりあえず両方に足を突っ込んでいたんですが(笑)、やっぱりどっちかを極めるなら自分が格好いいなと思っていたバンドなのかなと。「ロック・スターになりたい」っていうのが僕の夢だったし、一番モテると思ったのが「ロック」だったっていう。そんなふうに軽い気持ちで始めちゃったのがきっかけです。
李維 僕はもともと格闘技ばっかりやっていたんですよ。格闘技は今でこそモテるようになったけど、当時は全然モテなくて。それで、ケガをして引退しないといけない状態になって、いろんなフラストレーションが溜まる中で「これから何をやろう?」と考えた時に、たまたま友達がバンドをやってて、一緒にやることにしたんです。そうしたら、あれだけ一生懸命格闘技をやってても全然モテなかったのに、急にキャー!キャー!言われ出して(笑)。
──実際、バンドをやるとモテるんですか?
ANGEL-TAKA バンドをやらないよりかは、モテたと思いますね。ただ、モテるのにも周期があるんですよ(笑)。バンド・ブームっていうのもバイオリズムがありまして、バンド自体はそうでもないのに、凄く女性にモテちゃう、誰かれ構わずモテちゃう時期もあるし、逆に全くモテない時期もあるし、時代とともに変化してきましたね(笑)。
ANCHANG 僕は全然モテなかったですよ。笑えるくらいに。やっぱね、当たり前だけど格好いいヤツがモテるんですよ。別にバンドなんかやらなくてもキャー!キャー!言われるのは、間違いなく格好いいヤツですよ。僕はブサイク育ちなんでね。
──でも、ステージに立つとオーラを放つじゃないですか。
ANCHANG 放ってますか?
ANGEL-TAKA ガンガン放ってますよ!
李維 そりゃあ、もう!
ANCHANG いやいやいや。話半分くらいに聞いときます(笑)。
李維 僕もやっぱり、周期がありました(笑)。ただ、格闘技をやってた頃と比べたら確実にモテてますね。今では格闘技も結構人気出てきたんで、やっててモテてる人はいっぱいいますけど。例えば、区大会とかで優勝していても全然モテないですよ。都大会で優勝してもモテない。日本一になればモテるかもしれませんけど、それがバンドだったら区大会優勝レベルでモテちゃうんですよね。その辺の差は感じましたね、どちらもやってみて。
──最初は単純にモテたくて始めたバンドに本格的にのめり込んでいったのはどんなタイミングでしたか。
ANGEL-TAKA 僕はツアーを廻り始めてからですね。ちょっとでも見てくれるファンが増え始めたころですかね。
ANCHANG 何でしょうねぇ。最初はコピー・バンドだったけど、オリジナル曲を作るようになってからかな。モテたいというよりウケたいっていう(笑)。人が集まって欲しい、こっちを向いて欲しいって言うか。
李維 いつからなんでしょうね。特に何かきっかけがあって本気になったわけではなく、徐々にですね。やってたらやっぱり面白くなっていて、ライブひとつにしてみても、「試合やってたより楽しいじゃん!」っていう感覚ですかね。そういうところから、いつの間にか本気になってたという感じですね。
──試合とライブって共通点がたくさんありそうですね。
李維 確かに。ただ、試合だと負けたら完全に負けじゃないですか。ライブでも負けを自覚することも当然あるんですけど、はっきりとした勝ち負けが出ないぶん、ちょっとダメージが少ないんですよ。そういう意味では、試合のために練習する感覚とはまた別で、もっとやんなきゃいけないことがバンドのほうには多くて。やらなきゃいけないことが多いからこその楽しさと言うか、面倒くささも当然あるんですけど、そういうところで本気にならざるを得なかった部分もありますね。
──やはりライブでは勝ち負けを意識していますか。
ANGEL-TAKA 昔はそういうギスギスした感覚もあったし、「他のバンドに負けたくない!」っていう気持ちもいっぱいあったんですけど、今はないですね。自分たちにとっての勝ち負けはもちろんありますよ。前回の自分たちを超えれなかったとか、前回より面白いことが言えなかったとか(笑)。
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「何だ、面白いじゃん!」と言わせれば良し!(李維)
──3組とも生粋のライブ・バンドですが、パフォーマンスの部分で一番気に留めているのはどんなことでしょうか。
ANCHANG 僕らはもともとヘヴィメタルがやりたかったんです。でも、ハードな音楽をやることが僕らの時代はダサイと思われていた。要はこっちを向いてくれないから、こっちを向いてくれるようなパフォーマンスをやろうと思ったんです。当時はライブハウスの人に「今時こんな音楽やってんの?」って言われたこともあるくらいで。昔のライブハウスにはオーディションがあったじゃないですか。そこで「どうにかしてこっちを向いてもらわなきゃいけない」という思いがあった。でも、一人で格好つけてもなかなか難しくて、当時大好きだったKISSをお手本にしたんです。KISSのビデオを見て、「こんなパフォーマンスなら、何かよく分らんでもワァー! 何じゃこりゃ!?”って思うよな」って思って。だからパフォーマンスのこだわりと言うよりかは、音楽を分からん人が気になることをしよう、「何アレ?」と思われるようになろうと考えたんですよね。
──「何アレ?」と度肝を抜かれるような感覚は、宇宙戦隊NOIZにも音影にもありますよね。
ANGEL-TAKA 最初に突っ込まれるところですね。僕らは音楽のチカラで地球を守るヒーローというテーマを掲げて活動してます。オープニングで変身したり、ヒーローショーみたいな事してみたりしてますが、パフォーマンスよりこだわってるのが、マジで地球の平和を守る気持ちを大切にするっていうのが僕のこだわりですね。例えば音楽だけじゃなくて、音楽以外の部分でも。去年、メンバーとフィリピンのほうへボランティアに行ったんですけど、助けを求めてきた手は握る。この気持ち、愛を大切にしてます。
──宇宙戦隊NOIZが地球を守るヒーローなら、音影は結成当初から一貫して忍者をコンセプトにしてきましたね。
李維 そうですね。バンド自体は音影をやる前からずっと続けてたんですけど、ただ音楽をやってても面白くないなと感じてきてしまって。それで、もともと格闘技をずっとやっていたので、ライブのパフォーマンスの中でハイキックを打ったりくらいはしてたんですけど、もっとちゃんとやりたいなと思って、ライブ中に戦うようになったんです。いかに凄い技で敵を倒すかっていうのがこだわりですかね。普通の人ではできない技、ミュージシャンとは思えないような技とか(笑)。
ANCHANG  それは凄いね(笑)。僕らがバンドを始めた当時は、BOφWYとかTHE BLUE HEARTSみたいなものをやられると勝てないと言うか。「そらぁ、『リンダリンダ』で皆飛ぶやろ?」って時代だったんで、それに勝ちたいってわけじゃないですけど、その中に入っていきたいなって。まぁまぁ打ちひしがれ人生なんで(笑)。僕が高校生の頃からヘヴィメタはちょっとダサイっていう風潮があったんで、それを何とかしたかったんですよね。まぁ、SEX MACHINEGUNSって言うくらいですから、初めはパンク・テイストだったんですよ。パンクっぽいのをやったらウケるんちゃうやろか? とか思って。試行錯誤の結果、こうなったんですけど。
──でも、ヘヴィメタルが下火だったからこそSEX MACHINEGUNSの登場は鮮烈で、凄まじいインパクトを与えたように思うんですよね。
ANCHANG 東芝EMI(現・EMIミュージック・ジャパン)からデビューできたんで、絶対『BURRN!』に載せてくれとスタッフにお願いしたんですよ。あそこのレビューに載せてくれと。
──確か、採点は「?(評価不能)」でしたよね。
ANCHANG はい。インタビューもお願いしたんですけど、結局1回も実現しなかった。悔しかったですね。
──宇宙戦隊NOIZと音影は、そういう目標としていたメディアやバンドがありましたか。
ANGEL-TAKA 宇宙戦隊NOIZをやり始めた頃はPsycho le Cemu が上り調子の時期で、何をやってもPsycho le Cemuのほうが注目されてたんです。僕らは貧乏くさいPsycho le Cemu”みたいに言われてた(笑)。彼らとは仲が良いんですけど、比べられるのにちょっとした競争心みたいなものはありましたね。音楽自体は全く違うものやっていたんですけど。
李維 僕らは他のバンドさんに対してそういう意識は全くなかったですね。もともと自分はハードコア・バンドをやっていて、そういうジャンルとは全然違うものをやりたくて音影を始めたので、昔一緒にやっていたハードコアの連中から「エッ? そんなことやってんの!? でも面白いじゃん!」って言われるようになりたかったんですけど。メイクをしてるだけでチャラチャラしてると思われる部分もあるし、「何やってんの!?」みたいに言うヤツは今もいますけど、ライブを観てもらって「何だ、面白いじゃん!」って言ってくれたら良し! みたいなところはありますね。
──メイクをすると自然と気持ちが入るものですか。
李維 そうですね。
ANGEL-TAKA 僕もそうですね。よりANGEL-TAKAが強くなります。感受性が強くなる事もあります。 
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“LOFTと言えばBOφWYのイメージ(ANGEL-TAKA
──皆さん新宿LOFTに対してどんな印象を持っていますか。
ANGEL-TAKA  僕、BOφWYの大ファンなので(笑)。BOφWYと言えば新宿LOFTですよね。
ANCHANG LOFTは伝説のライブハウスって感じがするよね。

ANGEL-TAKA
そうですね。初めて東京へ来た時に新宿LOFTってどこだろう? って調べたくらいで。
ANCHANG 前のLOFT(小滝橋通りにあった頃)は出た?
ANGEL-TAKA 出たことないんですよ。今の新しいLOFT
しか知らないんです。
ANCHANG 僕はどっちかと言うと、こっちの今のLOFTのほうがよく知らないくらいで。
李維 前のLOFTは客として見に行ったことはあるけど、その頃はまだバンドをちゃんとやっていなかったんですよね。出たことがあるのは、こっちのLOFTだけですけど。バンドをやり始めた頃を考えると、やっぱりLOFTに出られるのは凄いことですよね。まぁ、今もこうして存在していますけど、伝説のライブハウスって感じですね。
ANCHANG
そんな伝説のライブに初めて出た時、失礼な言い方ですけど「意外と狭いな」「結構ボロイな」と感じたのを凄く覚えてますね。でも、BOφWYとか44MAGNUMとか先輩方がここでライブをやってたんだなと思うと、やっぱり凄いなと。だから、ロフトでワンマン・ライブをやれた時に「勝ったな!」という感じはありましたね。その前の日にニューロティカがLOFT
でライブをやっていて、曲順表がまだ上に貼ってたまんまだったんです。凄く嬉しかったですね、「ニューロティカの次の日が俺たちか!」と思って。
──ニューロティカがお好きだったとは意外ですね。
ANCHANG 好きですね。まぁ、今は対バンさせてもらったりするんですけど。
──今のロフトはどんなイメージですか?
ちょっと小奇麗になったと言うか。
ANCHANG それは言えますね。まずね、入口がキレイ過ぎてイヤです(笑)。「ホストクラブかよ、これ! ヴィジュアル系? どっち!?
」みたいな。いつもゴールデンボンバーみたいな人がいるなーと思いますね(笑)。
ANGEL-TAKA 昔のLOFT
は危険な雰囲気が漂うイメージだったんですけど、自分が出演してみて結構安全なんだなと思いましたね(笑)。子供の頃にイメージしていたのは、もの凄く危険な所で、ややこしい人がいっぱい来ているような感じだったんですけど、実際にライブをやってみると安全な場所で、健全なんだなと。むしろ外を歩くほうがややこしい人がいっぱいいる(笑)。
李維 歌舞伎町に移転してからのLOFTは、ジャンル問わずいろんなバンドが出てるイメージがありますね。一時期、Perfumeがよく出てたじゃないですか。僕はPerfumeが大好きで、その時しょっちゅう来てたんですよ。そのイメージが自分の中で凄くあって、良い思い出がいっぱいありますね。
 
ライブハウスがバンドを育ててくれるようになればいいANCHANG
──新宿LOFT
を筆頭に、今のライブハウスに対して望むことはありますか。
ANGEL-TAKA 言い方悪いですけど、今、どこのライブハウスも敷居が低くなってる気がするし、誰でも出れるんじゃないかと思いますよね。昔は「あそこのライブハウスに出るのは大変だった」って感覚が確かにあったし、誰でも出れるじゃないライブハウスにして欲しいなと思いますね。
──
選ばれし人がステージに立つ感覚は薄れてきましたよね。
ANGEL-TAKA そうですね。僕も地方から東京へ出て来たので、そういう気持ちが今も凄く強いです。昔はライブハウスになかなか出られなかったし、出るためにはオーディションに受からなくちゃいけなかった。
ANCHANG そうだよね。世の中的にバンドが少ないから仕方ないと思うけど、ライブハウスがバンドをもうちょっと選んでくれるといい。もう一ランク、ライブハウスがバンドを育ててくれるようになればいいと言うか。昔はあるライブハウスがよそのライブハウスにイベントを持ち込んだりして面白いことをやっていたのに、そういうのも少なくなりましたよね。
李維 やっぱり今、ハコの特色っていうのがなくなっちゃってると思いますね、昔は「誰が出るか」でライブハウスに行くわけではなく、「このライブハウス、いつも何か面白いことをやってるから行く」みたいな感じだったじゃないですか。そういうライブハウスが最近は少なくなってきた気がするので、そのハコ独自の特色のあるイベントを常に打っていけばお客さんがもっと増えるんじゃないかなと思うんですよ。その中でもLOFTさんは今回のイベントみたいに凄く面白いブッキングをやってる印象がありますね。「○○が出るからいい面白い」じゃなくて、「○○が出たら、そこに××
をぶつけたら面白いだろう」みたいな感じで、イベンターさん自身が商売に関係なく自分自身の見たいイベントを組んでくれるようになれば、全体的にもっと面白いイベントが増えるんじゃないですかね。全部がそうじゃないとは思いますけど、今は商売っけのみで組まれたようなイベントが多いじゃないですか。
ANCHANG 昔はライブハウスにお客さんがついてましたからね。何か出るか分からんけど、いつもLOFT
に来る人がいた。今はお目当てバンドが終わったら、とっとと帰っちゃうみたいな感じじゃないですか。まぁ、それは今の若い子特有の現象なのかもしれないけど。
──今回のイベントの3組なら、目当てのバンド以外でも充分楽しめますよね。
ANCHANG いやいや。宇宙戦隊NOIZのお客さんは僕らのことバイ菌やと思っていますからね(笑)。MCで「俺見たら性病伝染るで!」って言ったら、本気にされてしまって。そんな伝染るわけないやろ! って。何で俺が性病やねん! ネタやがな!!(笑)
李維 自分は、仮に見たいバンドがいても、それ以外もちゃんと見たいタイプなんですよ。見たいバンドだけ見られれば満足っていうんじゃなくて、お客さんがもっと貪欲になればいいのにと思いますね。逆に言えば、「何か気になるから見てみたい」って思わせるバンドが少ないのかもしれませんけど。
ANCHANG そこは難しいですよね。ヴィジュアル系の場合はバンド側も悪いと思うんですけど、「自分たちだけを応援しろ」みたいな風潮があるじゃないですか。ファンにとったら、そのバンドが終わってライブハウスを出ることが、バンドに対する応援だと思っている人もいるんですよね。僕らは自分たちのファンにはちゃんと言いますけどね、「エエと思ったらノれ!」って。そしたらエラいノってて、ショックを受けることもあるんですが(笑)。わー、ノってる! って(笑)
──言ってはみたものの(笑)。
ANCHANG ライブが良くなかったら、はっきりと「良くない」って判断したらいいんじゃないですかね。
李維 でも、そういうふうに他のバンドも見たほうが業界全体も盛り上がるし、本来はそうあるべきなんですよね。
ANCHANG バンド同士が健全に戦えるよね。自分たちのファン以外も盛り上げることができたかどうかは大事なことだし、それはバンド力の勝負ですから。
──バンドを続けていくのは一筋縄では行かないと思いますが、そんな中でバンドを長くやり続ける秘訣みたいなものはありますか。
ANCHANG 僕は何回も解散してるので言えません(笑)。まぁ、僕がバンドのメンバーに愛想をつかされることがほとんどなんですけどね。僕の考えとしては、「やりたくない」って思ったことを「続けてくれ」とは絶対に言わない。皆が「やりたい」と思うからこそ進められるんだから、そうじゃなくなった瞬間、辞めればいいじゃないかと。
──今はどうですか?
ANCHANG 「いつでもやめろ!」と思ってます(笑)。例えば「一度付き合ったから一生付き合う」ってわけじゃないでしょう? 結婚しても離婚する人はいっぱいいるし、バンドは「続かないもの」だと思って僕はやろうと思っているんですね。だから営業のために無理に続けようとは少しも思わないんです。ちょっと外人的なドライな感じですかね。
ANGEL-TAKA 僕らの場合、メンバーが変わった時もありますが、基本的にやりたいことやってきていますね。事務所の独立もそうだし、我慢できないことは我慢しないので、今もこうしてやり続けて来れたのかなと思います。そのための、ここに行くための我慢っていうのは今まで何度もありましたし、いつも長く現役でいたいという気持ちがあるんです。なので、各メンバーが同じ思いを抱いているから続いているんだと思います。誤解を恐れずに言えば、今ANCHANGが言ったように「いつでもやめろ!」みたいな気持ちは常にあるかもしれないですね。イヤならやめればいい、我慢してまでやることはないって言うか。でもメンバー全員同じ気持ちで楽しんでやってると思います。
李維 僕は単純に、「本当に好きだったら続けるでしょ?」っていうふうに思うんですよ。ひとつのバンドを続けることは決してラクじゃないし、人間関係とかいろんな問題もあるから難しい部分もありますよね。ここ23年、音楽業界もかなり厳しくなってきて、自分の周りでも音楽自体をやめて実家に帰ったりする人が凄く増えているんです。それでも、僕の場合はやっぱりバンドが好きだからやめられないし、やり続けていくにはどうしたらいいか考えながらやっている。好きの度合いが「本当に好き」なら当然続けるしかないし、そこまでじゃない人は「どうぞ止めて下さい」って感じですよね。今は儲けのためにバンドをやる人には厳しい時代だし、「本当に好き」でバンドをやっている人たちだけが残るんじゃないですかね。
──確たる信念を持ったバンドしか残らない時代になったんでしょうね。
李維 うん、そうですね。
ANCHANG バンドをやっても、割に合わないですからね。僕は正直、甘い汁を吸った時期もあったし(笑)、「こんなことで稼げていいのか!?」と思ったこともありましたけど、逆に今は「好きじゃないとできないな」とつくづく思いますよ。
 
ライブでしか得られない多幸感がある(李維)
──皆さんに出演して頂く424日はLOFTが現在の歌舞伎町に移転した日で、今年で13周年目を迎えるんですよ。
ANCHANG そうか、もう13年も前なんですね。
ANGEL-TAKA 貴重なイベントに誘って頂いてありがとうございます。
李維 当たり前ですけど、最初から最後まで見て欲しいですし、仮に自分たちが出なくても見たいイベントなんで、是非とも最初から最後まで見て欲しいです。
ANCHANG どんなバンドも楽しんでくれるとありがたいです。SEX MACHINEGUNSで帰らないで欲しい(笑)。
──ところで、この日のイベントのサブタイトルは“do a miracle”(奇跡を起こす)というものなんですが、ライブで奇跡が起きた瞬間って今までにありますか。
ANCHANG ライブがもの凄く盛り上がったのに、お客さんが1人も増えんかったとか?(笑)
李維 それもある種、奇跡ですね(笑)。僕はアイドルが好きでよくライブを見に行くんですけど、ライブでしか得られない多幸感ってあると思うんですよ。それはアイドルに限らず、バンドでももちろんありますし。そのライブじゃないと味わえない多幸感、幸せな気持ちや胸の高まりそういうのが生まれるライブと生まれないライブは当然あると思うんで、この日はそういう気持ちがお客さんに生まれるように自分たちも本気でやるつもりですし、そこら辺を感じてもらえるライブにしたいですね。
ANCHANG そう言えば、名古屋ダイヤモンドホールのモニターを燃やしたことがあったなぁ(笑)。あれは奇跡かもしれない。ステージ上で火を吹いてたんですよ。そのこぼれ火が移って、モニターの表面がウレタン素材だったから燃えてしまって。「ついたらしゃあないな!格好ええぞー!」と思いながら、火の横でポーズをキメました(笑)。
ANGEL-TAKA 僕もライブ中に火事になったことがあります。照明機材が熱をもって、絨毯に火がついてライブ中断になってしまったという、悪い意味での奇跡ですね(笑)。幸いなことに怪我人も出さずにファンを誘導できて、大事には至らなくてホントに良かったです。ってそれ、奇跡なのかな?(笑)
──LOFTで火事だけは起こさないようにして下さいね(笑)。当日はどうぞよろしくお願い致します!
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posted by master+mind | TrackBack(1) | ・web Real Relate

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